【PJCS予選落ち】ドラゴン寿司

はじめに

PJCS（ポケモンジャパンチャンピオンシップス）2023の予選に参加しました。残念ながら予選抜けはできませんでしたが、後で見て懐かしむために、使用構築を記録しておこうと思います。

パーティ紹介

予選 第1回 (2023/04/07 ~ 04/10)

普段はシングルをしているので、シングルで絶対見られない構築として、寿司（ヘイラッシャ+シャリタツ）を使うことに決めました。寿司を投げ出して相手に大ダメージを与えるのは大変楽しかったです😊

ヘイラッシャのみがわり+まもるや、カイリューのはねやすめにシングル癖（へき）がにじみ出ています。前者は状態異常を遮断でき強かったですが、後者はさすがに使う暇がありませんでしたね……。

このパーティで一番強かったのは、耐久振りで守れるハバタクカミでした。ウインディのサポートと合わせることで、かなり行動できます。

予選 第2回 (2023/04/21 ~ 04/24)

寿司に一度限界を感じてしまい、寿司偽装のような構築になりました。ただ完全に寿司としての動きを捨てるのも癪しゃくだったので、あくびでヘイラッシャ単体として運用→削れたら眠って寿司として運用 とできるようハイブリッドな構成にしました。想定通りハイブリッドできた試合はほぼありません🥲

シングル癖を活かし、ディンルーと合わせてステロ+あくびできるようにしたのはかなり良かったです。相手視点寿司が見えるおかげで、こちらのヘイラッシャに毒を入れたり黒い霧を空撃ちしたりしてくれるため、ステロを撒く暇は大いにありました。

この構築の欠点は「展開が遅い」ことです。初手ヘイラッシャ+ディンルーというSの遅い2匹が、相手を倒せないステロあくびでのんびりとやるため、相手のじわれや追加効果に散々おびえることになりました。予選の中で最も勝てたはずですが、受けたストレスもひとしおです。

予選 第3回 (2023/05/05 ~ 05/08)

この時期に構築を変えたところで、ただでさえ少ない経験値がリセットされるだけと考え、最後まで寿司で走り抜くことにしました。みがまもヘイラッシャと明らかに相性がいいキラフロルを加え（今さら!?）、「毒寿司」の並びになりました。

キラフロルでステロを撒いて、いっちょうあがりでSを上げておくことで、相手のパオジアンに黒い霧を撃たせることなく処理できるのがアピールポイントです。

予選第2回でも使っていたテツノツツミですが、こいつは本当に強いですね。ダブルではドロポンを入れずにちゃんと強い構成にできるのがいいです。といっても、こご風と合わせて動かすアタッカーとして、イーユイ（命中不安の悪魔）を採用しているのでトントンですが……。

寿司を活かすために組んだ構築であり、特に序盤は寿司を出したときの勝率が8~9割にまでのぼっていました。一方出さなかった場合（カイリューやイーユイを軸にした場合）の勝率は1~2割で、補完がうまくいってないことを大会が始まってから気付かされました。時すでにお寿司。

敗因分析

・各並びへの選出、立ち回りが定まっていない
パオカイにはこう出す、カミイーユイにはこう出す……といった選出パターンが詰め切れていませんでした。現環境、多くの並びがあるとはいえ、さすがに初手に出す2匹と1ターン目の技選択くらいは事前に定めておくべきでしたね……。

・ダメージ感覚が無い
頻発する対面でのダメージ計算を事前にしておくべきでした。1ターン45秒では計算する余裕はまずありません。シングルと異なり不特定多数の攻撃を受けるため、構築作成時の耐久調整も本当に難しく感じました。

・択を理解できていない
4匹のうちAがBを縛っていて、でもBが守ったらCが縛り返せて、でもDが追い風をしたら……といった択を、1ターンの中で把握しきる頭がありませんでした。結局自分視点、守るか守らないかの噛み合いゲーになってしまった感があります。これも上記までと同じく、事前に行動パターンを定めておけば緩和できていたものと思われます。で、これを頭の中で完結できる力が「練度」だと思っています。

おわりに

ダブルをやるのは本当に久しぶりで、最後にやったのはXYの上位禁止ルールだったと記憶しています。また、公式大会という枠の中で取り組むのは、ハートゴールド/ソウルシルバーのGSルール以来です。（古すぎる……。）

結果は散々でしたが、新しい知識をガッと取り入れて短期間で集中する経験はとても楽しかったです。予選抜けされた方々を心より尊敬します。

予選抜けできたら高級寿司食べに行こうと思ってたのにな……ｗ

Twitter: ハル_ロック(@hal_rock6)